地中に埋めた壺みたいなもの

有益なものは何一つございません

宛名のない私信

一度意識しだすと駄目だ、際限なく落ちそう。

前の満月の日を思い出して泣きそうなので近所の居酒屋さんに来たけれど、外にも関わらず目が潤む。

悲しい事なんて一つも起こっていないのに。一夜の夢を見てしまった私は欲深い諦め切れない浅ましい。

好きなのほんとに大好きなんだよ、それは本当。だけどこんな綺麗じゃない好きを向けられても困るよねごめんね。